桜の季節・花の写真はRAWで撮ってみませんか?
- 2018.02.21
- 撮影方法紹介
もうすぐ桜の季節です。
桜の写真を綺麗に撮りたい!という方も多いのではないでしょうか?
なかなか綺麗に撮れないんだよね・・・という方もいらっしゃると思います。今回はそういった方に簡単にワンポイントアドバイスをさせていただければ、と思います。桜の写真を綺麗に撮りたい、という方の参考になればと思います。
なるべくわかりやすく書こうと思っているのですが、書き始めるとどうしても文字が多くなってしまうので結論から書きます。
露出はカメラの測光任せ、という方は、RAWで撮影し、後処理のRAW現像で調整する、というのが私のお勧めです。露出をマニュアルで調整される方は現地で調整しながら撮影するのがベストですが、そうでない方はRAW撮影も1つの選択肢として試してみてください。
下の写真はRAWで撮影後、後処理で濃度を調整した画像です。上の画像は暗く見えますが、これでも撮影時より少し明るくしています。下の画像は更に明るくしてみました。RAW現像でお好みの明るさに調整する、というのが私のお勧めです。
RAWで撮影しても明るさを後処理(RAW現像)で調整したら画像処理による劣化はあります。それでもjpegで撮影して調整するよりはかなり綺麗に調整できると思います。是非チャレンジしてみてください。
注1:お手持ちのカメラがRAWで撮影できるかをご確認ください。
注2:RAW現像には現像ソフトと呼ばれるソフトが別途必要です。カメラに付属されているものが多いと思いますので事前にご確認ください。
もう1点は花のアップを撮るのにマクロレンズを購入し、レンズの限界まで近寄って撮影すると、今までとは違う1枚が撮れると思います。この時もお勧めはRAW撮影です。絞り優先モードで絞りを一番開放にして撮影してみてください。背景はかなりボケますので主要被写体とバックのぼける被写体とのバランス(配置や色合い)を考えると更に良くなると思います。
レンズも良いレンズがたくさんあり迷うところですが、まずは以下のような比較的お手軽なレンズから入るのが良いかと思っています。(以下はキヤノンのAPS-Cサイズ用レンズです。お持ちのカメラのメーカーとセンサーサイズに気をつけてご自分のカメラに合うレンズをお探しください)
今年(2018年1月頃)は特に寒かったので春が待ち遠しいですね。桜の季節が来たら散歩、花見を楽しみながら綺麗に桜の写真を撮ってみませんか?
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