インターン用と就活用、同じ証明写真を使っても良い?

インターン用と就活用、同じ証明写真を使っても良い?

「インターン用で撮影した証明写真をそのまま就活で使っても大丈夫ですか?」と聞かれることがあります。お気持ちはよくわかりますが、とても困る質問の1つでもあります・・・
当店の回答としては撮影から半年以上経過している場合は撮りなおしをお勧めいたします。今回はその理由についてご案内いたします。

インターン用と就活用、同じ証明写真を使っても良い?

当店としての結論

まず当店としての結論は撮り直しをお勧めします。撮影から半年以上経過している場合は撮り直しをお勧めいたします。

撮り直しをお勧めする理由

会社等から写真の条件の指定がある場合

そもそも応募時の条件に撮影から〇か月以内の写真張り付け、など条件が付いている場合はきとんとその条件に合った写真を使用するのが無難です。会社からの指定条件はきちんと守った上で応募するのが良いと思います。

会社等から写真の条件の指定が無い場合

この場合でも一般的に履歴書に張り付ける写真は撮影から3~6か月以内、と言われていることが多いです。根拠は不明ですが日本の公的証明書等で使用する写真がそうなっているから。というのが一番納得感があるかもしれません。そのまま使いたい、と思われる方の大半はもう大人だし1年位では顔は変わらないから、というのが多いと思います。毎日顔を合わせている人が見ると1年位では顔は変わらない、と見えるかもしれませんが頻繁に会わない人が見ると結構変わっている場合もあります。写真の印象が全然違う、と思わせないためには理想はなるべく直近で撮影した写真を使用するのが良いと思います。

日本の公的証明書となる写真の条件

日本の公的身分証となる写真の条件は次の通りです。

  • 運転免許証用:撮影から6か月以内
  • パスポート申請用:撮影から6か月以内

写真を見ていつ撮った写真かわかるものなの?

印刷した写真の場合

印刷した写真では正確に撮影日を特定することは出来ません。あくまで見た目の印象で判断されることになりますので現状とギャップが大きいとあれ?と思われてしまうかもしれません。

データで提出した写真の場合

近年、webでのエントリーがメインとなっており、写真もデジタルデータを提出される方が多いと思います。このケースでは撮影日はデータを見ればわかります。これは画像にはexif情報という付帯情報が付いており、その情報の中に撮影日が入っているためです。企業側がいちいちこの情報をチェックしているか?というのは大いに疑問ですしそこまで細かくチェックしてないとは思いますが見ようと思えば簡単に見れるため注意は必要です。履歴書に写真データを貼って全体をpdfにして提出、というようなケースでは問題無いと思いますが、画像データ単体でアップロードするようなケースでは念のため注意が必要です。

exif情報について

画像データには各カメラメーカーで作った規格でexifという付帯情報を付けています。用途は色々あるのだと思いますが、撮影日についてはプリントに写真を撮影した日を入れる、というのが目的の1つです。昔、フィルム時代はカメラでフィルムに日付を焼き込みその日付がプリントに入っていました。デジタルカメラでも印刷した写真に日付を入れるため、元画像に撮影日を持たせ、プリントの際に日付を入れる/入れないの選択ができるようになり、より便利にしたというような背景があります。なのでwebエントリーで提出した画像にも撮影日は入っていると思った方が良いです。

exif情報の確認方法

確認方法は色々あると思いますが、一般的なのはwindowsで画像のプロパティを見る方法です。下の画像のように撮影日が入っています。

exif1

もっと詳しく見る場合、exifビュワー用ソフトを用いると詳しく見れます。オリジナル撮影日時、という項目でばっちりわかってしまいます。

exif2

最後に

最後にもう1度結論を書くと写真は撮影後6カ月以内(別途条件がある場合はその条件内)のものを使用することをお勧めします。写真大丈夫かな?とか心配しながら活動するようならきちんと条件内のものを使用して自信をもって活動に専念していただいたほうが集中できるのではないでしょうか?

ここではあくまで当店の考え方についてご説明しておりますので少しでも参考にれば幸いです。就職活動、頑張って下さい!

当店の就活用証明写真の撮影プランとお勧めポイント

好印象の証明写真を撮影する前に練習しておきたい3項目